■ 研究テーマ
L2語彙の習得研究
語彙の習得研究は修士課程から取り組んできた課題です。大学を卒業後の3年間、日本語教師としての経験を通じて、
学習者が母語話者のような流暢さや自然さを身につけるためには、語と語の共起であるコロケーションが非常に重要であることを深く実感しました。
その経験をきっかけに修士課程から日本語のコロケーションの習得研究を進めてきました。
現在も日本語語彙の習得に関する研究を続けており、
月に1回、語彙習得研究の仲間と共に
読書会を開催しています。
データ駆動型学習(DDL)
データ駆動型学習(DDL:Data-driven Learning)とは、学習者がコーパスを利用し、
自ら言語使用の実態を観察することで、言葉の用法や文法規則を発見し、身につける方法です。
自律的な学習者を育成するのに役立つだけでなく、実際の言語使用に直接接する機会が少ない外国語環境にいる学習者にとっても非常に有益であるとされています。
このテーマは大学教員になってから始めたものであり、教育現場でDDLの実践を試み、その効果を検証しています。
2022年度にDDL実践研究の科学研究費(課題番号:GD22WZX02-02)を獲得しました。
翻訳教育研究
担当している学部生と院生の翻訳授業のために、取り組み始めたテーマです。
現在、ブレンディッド・ラーニングによる日中翻訳授業の実践を行っています。
■ 科研費プロジェクト
代表プロジェクト
≪ “互联网+教育”背景下数据驱动学习在初级日语词汇搭配教学中的应用研究(2022-2024)
・广东省哲学社会科学规划 2022 年度项目外语信息化专项,課題番号: GD22WZX02-02,代表者:刘瑞利
≪ <日汉翻译>线上线下混合式课程建设(2024-2025)
・中山大学2024年度教学质量工程项目,代表者:刘瑞利
参加プロジェクト
≪ 中国日语专业大学生的多语论证能力发展研究(2022-2025)
・2022年度国家社会科学基金项目,課題番号:22BYY191,代表者:楊秀娥